諏訪角商店とは

創業から70年以上超えてなお
食材へのこだわりは揺らぐことなく

原材料へのこだわりが、諏訪角の原点

諏訪角商店は1952年に甘納豆の製造卸しとして創業されました。
北海道産の小豆の原材料にこだわった「諏訪角の甘納豆」は
長野県内外の皆様に広くご愛顧いただいていました。

やがて高度経済成長期を経て日本人の「食」が欧米化した変遷の時代を迎え、
新たな事業への転換を余儀なくされました。
社員一同、模索していたその時に、
偶々口にしたデンマーク産のクリームチーズが
なんとクリーミーで濃厚、芳醇な味わいであることか!

その驚愕を得たまま、
デンマーク産クリームチーズの輸入販売元であるチェスコ株式会社の
松平博雄社長のもとを訪れました。

そして1970年、 
地方はもとより、日本国内でもいち早く、
諏訪角商店は輸入ナチュラルチーズの加工卸販売を開始。

甘納豆の製造卸しで培ったこだわりの「食材」への情熱は、
ナチュラルチーズとの出会いでさらに深まり、
チーズのみならず、輸入食材卸のパイオニアとしての地位を確立。

創業から70年以上超えてなお、食材へのこだわりは揺らぐことなく、
時代の変容に沿った新たな学びを得ながら、
お客様のニーズにあった魅力ある食材をお届けすることが私たちの使命です。

キーワードでたどる諏訪角

「美味しい食べ物は人を笑顔にする」

甘納豆の製造卸しの時代から、百貨店やスーパーなどでの催事で試食販売を行なってきました。
チーズもひと口食べてお客様が「美味しい」と笑顔を見せてくださればそれが私たちの喜びであり、仕事の原動力となっていました。
その思いは今も変わりません。

「本物を知るためには本場の味を知る」

輸入チーズ取り扱いの当初から社員スタッフはヨーロッパ視察に参加し、デンマーク、オランダ、スイス、フランス、そしてイタリアと現地での本場のチーズの味と本場の料理を体現してヨーロッパの「食」の原点を学びました。チーズの王様パルミジャーノ・レッジャーノの製造風景、陽気なピッツェリアの雰囲気、この喜びを楽しみをお客様に伝えたいと、良質な食材との出会いはいつも私達にそう思わせます。

「消費者とのダイレクトなつながり」

1998年、厳選食材の提供を通して「おいしく(喜び)、楽しく(交流)、美しい(健康)」をお客様にお届けすることで社会の繁栄と発展に貢献することを経営理念とし、株式会社設立に至りました。
Barillaイタリア料理講習会を長野市で10年間継続開催。一般消費者向けのチーズセミナーや食に関する講習会などを長年に渡り開催しました。さらに「食」を通じた消費者とのダイレクトなつながりを実現したいとの思いから2002年、創立50周年を機にアグリナシェンテimachiを開設。飲食部門として「トラットリア ジョイア」・「カフェ ダルドージェ」を開店しました。(2023年現在は閉店)

「時代の変容と共にある食材のパートナー」

チーズと食材を提供する諏訪角は、パイオニアとしてのこれまでの実績に甘んじることなく、得られたノウハウとネットワークを活かして、時代に応じた新たな学びを得ながら進化しています。お客様とのパートナーシップを常に意識して共に成長発展することが、私たちの望みです。大手商社やイタリア食材専門商社など弊社独自の仕入先ネットワークを生かし、個々のオーナー様のニーズに応えるべく食材のパートナーとしての役割を果たして参ります。